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騒音と順応

以前フランフランに買い物に行った時、
スピーカーが壊れていて、とても不快なノイズが
店内に響いていることがありました。

ノイズは結構大きな音で、
神経に障る、イライラする音だったので、
耐えられずに買い物を早く切り上げて店を出ました。

その一か月ほど後、
再びその店へ買い物に行くと、
驚いたことに前回と同じように店内で
スピーカーのノイズが響いていました。

その不快な音のせいで、
買い物に来ていたお客さんの滞在時間は、
かなり短くなっていたんじゃないかと思います。

店員さんは、なぜノイズが鳴り響く環境を
改善しなかったのでしょうか?

この体験から人間の聴覚の特性が見えてきます。


お店の人がスピーカーの故障に気がついた時、
僕が感じたように不快感を感じます。
しかし、その後絶え間なく続くノイズの中で仕事をしているうちに、
脳が順応して気にならなくなるんです。

不快に感じた音であっても、一定の刺激に長時間さらされると、
人間の聴覚は順応してしまい、感覚が弱まるんですね。

お店の人は、お客さんが嫌がる不快なノイズが
意識しないと聴こえなくなってしまい、
自分の店の音環境を、客観的に評価できなくなってしまった。

自分が思いがけないところでお客さんに
不快感を与えている可能性があるということは、
恐ろしいことです。

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at 00:00, OTOLAB, 店舗とBGM

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