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赤ちゃんのための子守歌 9


「フリースの子守歌」は、「モーツァルトの子守歌」、
モーツァルト作曲の子守歌として知られている音楽です。
実は無名の作曲家フリースの作曲だったってことが
わかったのはわりと最近です。

オルゴールの音で聴くと気持ちいいです。



日本の子守歌で僕がまず思いつくのは、
「ね〜んね〜んころ〜り〜よ〜」。
この歌は日本で最も有名な子守歌じゃないでしょうか。
“江戸の子守歌”というんですが、
日本中のいろんな地域で歌い継がれているから、
それぞれの地域で少し詞が違うんです。

僕も幼い頃、母親が歌う「ね〜んね〜ん」を聴かされてた気がするんですが、
この子守歌はなんか暗くて、聴いてていい気分にはなれないんです。



一方で西洋の子守歌といえば、
「ね〜むれ〜ね〜むれ〜母の胸に」が思いつきます。
「シューベルトの子守歌」ですね。

あるいは「モーツァルトの子守歌(フリースの子守歌)」。

こういう作曲家の名がついた西洋音楽の子守歌は、
他にもたくさんありますが、
僕にとって日本の子守歌に比べると抵抗感が少ないんです。

どちらが優れているという話ではなく、
日本に住んでいても、西洋音楽が日本の民謡より
生活に浸透しているからなんでしょう。



日本の子守歌には、明るい子守歌はないの?と
日本の地方で歌い継がれてきた子守歌を調べてると、
もっと暗い歌がいろいろあってびっくりしました。

「守子歌(もりこうた)」と分類される子守歌があるんですが、
つらい歌が多いんです。

まだ幼い女の子が親元を離れ、
守子として他人の赤ちゃんの子守りをさせられた時代のうた。
自分の境遇の不幸をうたってるから、悲しくて暗いんです。

例えば、熊本の「五木の子守歌」。
歌詞と意味が五木村のサイトにありました。
http://www.vill.itsuki.lg.jp/komoriuta_kashi_imi.html



母が子に歌った子守歌ではなく、
むかしの貧しさの中で生まれた労働歌だから、
現代の生活になじまないんですね。

at 08:00, OTOLAB, 赤ちゃんと音楽

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