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森の音楽

WIREDの記事「サウンドスケープ:音による自然学」で、
以下の音声ファイルが掲載されていて、
自然界の音を聴くことができる。

とてもおもしろくて、何度も聴いてしまいます。


◎マダガスカルの熱帯雨林
◎アザラシの声
◎密林に住むピグミーの歌声
◎フィジーの珊瑚礁
◎マルミミゾウの声
◎ジンバブエの乾燥原生林
◎アリのサウンドスケープ
◎カナダのアルゴンキン国立公園
◎イタリア・トスカナ州にあるブナ林
(※ヘッドフォンやイヤフォンで聴くのがおすすめです)


「マダガスカルの熱帯雨林」、「イタリア・トスカナ州にあるブナ林」で
夜明けに録られた音を聴くと、色彩豊かな鳥たちの鳴き声を聴くことができる。
「鳥が歌う」という表現は、例えでも何でもなく、
鳥たちの声はリズミカルにメロディを奏でていて、調和していて、
まさに森のオーケストラ。


夜明けの「ジンバブエの乾燥原生林」もまた
鳥や虫、ヒヒたちの声の音楽に満ちていて、聴きごたえ抜群。


さらに、「密林に住むピグミーの歌声」は、昆虫やカエル、鳥など
あらゆる生物とアフリカの狩猟採集民族ピグミーの歌声の
調和が恐ろしいほど美しい。ピグミーが森林に住む生物たちと
セッションをして、森の音楽を奏でている。


また、マルミミゾウやアザラシの声は圧倒されるパワーを秘めている。
アザラシの声はまるで電子音楽のようで、
生物から発せられる声のようにはまるで聴こえない。


「カナダのアルゴンキン国立公園」で録音された音は、
色彩豊かな鳥たちのオーケストラと、最初その背景にあった
無数のハイイロオオカミの声のテクスチャが
不気味にも空間を覆い尽くしていってまるで現代音楽のよう。




これらの音を聴いていて気付かされることは、生物が生きる場所、
木がある場所とか自然があふれる場所には、
そこに生きる生物たちの音楽があるということ。
人間の営みが栄えた都市にはこのような豊かな自然の音楽は存在しない。


僕たちが「発展」とか「成長」とか思っているものの陰で、
かけがえのない豊かで大きなものを失っていってるのではないか。
都市機能の恩恵を享受して生活しながらも、そんな問いを抱いてしまいました。

at 09:00, OTOLAB, 音/音楽

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