音と感情

2歳の娘が、意志を持ち始め、
言葉でどんどん主張しています。

少し前の話しなのですが、
妻がミックスジュースを作ろうとミキサーを使っていると、
2歳の娘が「こわ〜い」とおびえた様子で言うんです。

また、別の時にも妻が食器を洗った後、
ディスポーザーを使っていると
娘が「こわ〜い」と。。。


ミキサーは刃物が回転して中のものを細かく刻み、
ディスポーザーも高速回転して、刃で生ゴミを粉砕します。

大人は音を聞いて、それが何の音なのか経験で知っています。
その音の意味やその音がなった文脈などを知ってこわがるのは
わかりやすい。

ですが、娘は背が小さくてキッチンの上が見えないので、
ミキサーやディスポーザーを使っているのを見たことがないし、
どのようなものなのかを知らない。
なのに、あの音だけを聞いて怖がる。

意味を介さずに、ただ音という情報だけで、
反射的に恐怖の感情が生まれる。
これってすごいことですよね。


耳から得る情報は、直接感情に訴えるということなのか。
静かな環境で突然あの轟音が聞こえてきたので、
反射的に危ない→恐いという人間の本能なのか。

いずれにせよ、恐怖感を生む音があるということですね。


そうそう、掃除機で掃除をしている時に服とか大きいものを
吸い込んでしまった時の大きな騒音も「こわ〜い」ですね。

at 08:06, OTOLAB, 生活・日記

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adagio

音楽の美は、人を悲しみの淵から救ってくれるのだろうか。

adagio / Barber

at 01:02, OTOLAB, 生活・日記

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唱歌の時間と子どもの時間

子供が気に入ってるテレビ番組「にほんごであそぼ」を
よく一緒に見てます。
古い日本の歌とか伝統芸能、テキストを取り入れた番組で、
子供が見てる隣で僕も楽しんで見てます。


音楽が特に面白い。
唱歌や宮沢賢治などのテキストを詞にした音楽、
地方の言葉遊びや古典落語に音楽をつけたものなど、
子ども番組用の音楽という感じではなく、大人も楽しめる。


特に唱歌は、子供にとっては「出会い」、
僕にとっては「再発見」になるのですが、
今まで感じたことのなかった感動をおぼえるんです。


唱歌は、明治から昭和にかけて、文部省が
音楽教育のために音楽家に依頼してつくった音楽ですが、
唱歌というと小学校の時の教科書に載っていたのか、
どれもどこかで聴いたことがある、
だけど、古くさくてダサい音楽というイメージでした。


「冬景色」「旅愁」「故郷」「早春賦」「ペチカ」など…
おおたか静流が美しく透明な声で歌う唱歌は、
メロディの美しさが際立って胸に染み入る。
アレンジも秀逸で、これまで聴いたことがあるようで
なかった音楽になってる。
早春賦のブロウしまくるサックスとか
ペチカでのジャンベとか…面白い。




唱歌の流れる空間には独特のゆるい時間が流れます。
それは子どもたちには必要な時間かもしれない。


子どもは道を歩いていても、道ばたの草花に気を取られたり、
いっぱい寄り道をして、その中でたくさんのことを学んでいます。
「今」「ここ」を楽しみながら学ぶために
子どもには目的に追われない、ゆるやかな時間が必要です。
塾とかで将来の準備ばかりに追われる忙しい生活をしていると、
大切なことを学べない気がするんです。


唱歌の中には、豊饒な時間が内包されていると思います。
"どのような音楽を聴くかは、どのような時間を過ごすか”…です。
いつも大人の忙しい時間に子どもを合わせてしまいがちだけど、
唱歌みたいな音楽がそばにあれば、時間はゆったり流れはじめます。



おおたか静流の「旅愁」「早春賦」



at 10:00, OTOLAB, 生活・日記

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amadare3

目覚ましのアラームって、
ふつう規則的に反復する音です。
ジリリリリ…と鐘の音だったり、
ピピピピピ…と電子音だったり。

人を起こす目的で作られているから、
少なからず音色や音量に不快感とストレスを感じてしまう。
けたたましく鳴り響くアラームで目覚めるのは、
なんとなくブルーです。


では目覚めの理想はと言うと、
近所のにわとりがいつもの時間に鳴いて起こしてくれるとか、
風鈴みたいにいつ鳴るかわからない物が
偶然いいタイミングで鳴って目覚めるとか…。

起こされるのではなく、
起きてにわとりの声や風鈴の音を聴きたいという
自発的な態度になることができれば、朝もつらくない。


“amadare3”という音をつくってみました。
OTOMOのページでダウンロードできます。


at 00:07, OTOLAB, iPhoneリングトーン

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子どもと過ごす部屋のためのBGM3

疾走感あふれるバックビート。
ともに弾む、ひずんだ荒い音のリズムギター。
浮遊する歌声。
アコースティックピアノの旋律。

身体を揺すって踊りたくなる。
音の隙間がたくさんあってすっきりしてる。
子どもにもぴったりの爽快なロックて感じ。

1歳、ロック解禁の曲。

The Reminder
I Feel It All / Feist

at 01:20, OTOLAB, 日常のサウンドトラック

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子どもと過ごす部屋のためのBGM2


edelweiss
エーデルワイス/ビューティフルハミングバード

“エーデルワイス”は、ミュージカル『サウンドオブミュージック』の
劇中歌です。確かではないのですが、小学校の教科書に載ってた気がします。。。
なので、教育用の音楽ってイメージだったのですが、
ビューティフルハミングバードのカバーは、とてもポップです。

低い音で刻むチューバのリズムに合わせて、
子どもたちが1, 2, 1, 2…と行進しそうなリズムですね。

ピュアで美しい歌声に小鳥が戯れるようにハモる
クラリネットとサックス。
管楽器の伴奏に突然入ってくる軽快なバンジョー。
とても可愛らしくて楽しい世界観です。

at 00:01, OTOLAB, 日常のサウンドトラック

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子どもと過ごす部屋のためのBGM1

1歳の娘が、家の中を動き回って遊んでいます。
音楽に合わせて身体を揺すったり、
歌詞の語尾を真似して歌ったりしてます。

ひたすら眠っていた乳児期には、
部屋のBGMも、眠りの邪魔をしないような
静かな音楽を選んでましたが、
最近では、子供がリズムに乗って
しっかり遊べるような音楽を選びます。

子どもも大人も楽しめる、
『子どもと過ごす部屋のためのBGM』です。


picnic album 2


“She's a rainbow”は、ローリングストーンズの1960年代の曲です。
コトリンゴのカバーは、ピアニカとピアノをメインに
かなりカラフルでポップにアレンジされていますね。

フェミニンな歌声とピアニカとピアノのハーモニーは
とても優しい響きだし、テンポも子どもが遊びだしたくなる
ようなちょうどいい感じかと。


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子供が0歳の頃に聴かせていた音楽を過去のブログで紹介してます。

「赤ちゃんと音楽」というカテゴリにまとめています。
http://blog.otolab-media.com/?cid=10

「赤ちゃんのための子守歌」は、子どもが今も寝る時に聴いています。


at 00:01, OTOLAB, 日常のサウンドトラック

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マザリーズと音色

小さな子供に話しかける時の、
いつもより高い声で抑揚をつけて話しかける話し方を
「マザリーズ」といいます。


どのような国でも、どのような言語圏でも
母親は共通して子供にそのような話しかけをするそうです。
マザリーズとは、『乳幼児の言葉の獲得や
情緒を育む重要な養育行動』です。


大人同士が話す時の、普通のトーンで話しかけるより
マザリーズで話しかけることで、
小さな子供は関心を示し、よく聴こうとします。


マザリーズは、“motherese”だけど
パパだって子供にマザリーズで話しかけるし、
すれ違いの見知らぬ人も
子供にマザリーズで話しかけてくれたりします。


マザリーズを聞くと、少し平和な気持ちになります。
子供向けに発された声の音色が、
とげのない優しい音色だからかな。




声の音色、声のリズム…声が発する情報は、
言葉の意味を解釈する以前に
感覚的な判断でとらえられます。


声はその人の印象を大きく変えますよね。
コミュニケーションの重要な要素ってことです。
いい声を「モテ声」とか言ったりしますし。


ちなみに大人の「モテ声」、あるアンケートによれば、
有名人の1位は、福山雅治さん、仲間由紀恵さんらしいです。


at 10:30, OTOLAB, 生活・日記

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爆音の快楽

ライブハウスとかクラブの大音量って
なんで気持ちいいんでしょう?

部屋で爆音で聴く音楽も、
ヘッドフォンで爆音で聴く音楽も、
周りの人たちには迷惑な騒音。
だけど、自分は気持ちいい。



爆音の中に身を置く快楽って
どこから来るんでしょう?

爆音の中では、まわりの環境音が聞こえない。
隣の人の息づかいが聞こえない。
爆音の中では、周りから自分が切り離される。
ひとりきりになれる。



爆音の中では、いつも頭から離れない考えから
離れられる。自由になる。
爆音の中では、思考が止まる。
自分からも自由に…なる?



その辺り、爆音の快楽…なのかな?

at 23:35, OTOLAB, 生活・日記

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育児と環境

少し前に“ストレスと耐性”についての本を
読んでたのですが、そんな時に、
『子供をあまり静かな環境で育てると
神経質になってしまうのでよくない。』
という意見を知人から聞き、少し考えました。


静かな環境というのは、騒音が少なくて、
ストレスの少ない環境のことで、
それに慣れてしまうと、
小さな物音にも過敏に反応するようになってしまう…と。
だから、子供のために特別静かな環境なんて必要ない…と。


ストレスへの耐性は、ストレスを与えることでしか
鍛えられないですし、それは耳からの刺激も
同じことだと思います。
なので、耳からの刺激、騒音が全くない環境にいることで、
その耐性ができないというのは正しいことのように聞こえます。


だけど、子供の年齢や状況によっては、
正しい考えとは言えない気がします。


例えば、眠る時や休息が必要な時って、
騒音が少ない静かな環境の方が良いです。
日常生活で受けたストレスは、眠っている間に回復されます。
眠りの環境は、できるだけリラックスできる環境がよいでしょう。
それは、大人だって同じだと思います。


1日のほとんどの時間を眠って過ごす乳児期ならば、
できる限り静かな環境を与えてあげた方が良いでしょう。
活動的になってきた幼児期なら、起きている時間に
少しずつ身の回りの騒音に慣れていけば良い。


保育園で生活していると、
大勢の生活音にさらされて生活しなければいけないし、
外に出れば、車や電車の交通の音があふれている。


人は騒音に意外と早く順応することができるし、
それは、子供のうちであればなおさらです。


子供が活発に活動する時間帯は
周りの音なんてあまり気にせずに活動し、
眠りの時間には静かな環境を、
というように分けて考えればいいということですね。


at 23:30, OTOLAB, 生活・日記

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